これまでのシリーズでは、体感や睡眠、HRVなどのデータをもとに、体の回復の状態を観察してきました。
これまで確認してきた「40代の疲労サイン」は、シリーズのまとめ記事に整理しています。
振り返ると、睡眠は回復の土台である一方で、単に寝るだけでは十分にスッキリしない日もあることがわかりました。
そこで注目したのが「攻めの休養」という考え方です。
「攻めの休養」の基本的な考え方については、こちらの記事で詳しく整理しています。
今回の記事では、「攻めの休養」という考え方を振り返り、実際に体験してみた私の気づきや感想を総まとめとして紹介します。
休養学の考え方
休養学では、休養を「ただ横になって休むこと」だけではなく、次の活動に備えて活力を蓄える時間として捉えています。
休養の取り方は、次の7つのタイプに整理されています。
- 休息:睡眠、昼寝、休憩など
- 運動:散歩、ストレッチ、無理のない軽い運動など
- 栄養:食べる量や内容を見直し、胃腸への負担に配慮する
- 親交:家族や友人との交流、ペットとのふれあいなど
- 娯楽:映画、音楽、趣味、習い事など
- 造形・想像:ものづくり、創作、考えることを楽しむ
- 転換:場所や環境を変える、整理整頓、旅行など
私は、この中から自分の状態に合う休養を選び、次の活動に備えて活力を蓄えるという考え方を「攻めの休養」として受け取りました。
本を読んで特に印象に残ったのが、活力につながる「ちょうどいい刺激」の考え方です。
1.自分が決めた刺激であること
2.仕事とは関係のない活動であること
3.挑戦によって自分の成長を感じられること
4.楽しめる余裕があること
ただし、どんな活動でも回復につながるわけではありません。
疲労感が強い日や体調が悪い日は、無理に刺激を加えず、休息を優先することも必要だと考えています。
私の場合:運動
私の場合は、活力として運動(ZUMBA)を取り入れてみました。
実際にZUMBAをした翌日の体感とデータは、別の記事で詳しく記録しています。
今回のZUMBA翌日は、体に多少の疲労感が残った一方で、気分は前向きになりました。
この体感を、これまでに記録してきた運動前後のOura Ringデータと比べてみます。
過去に別の運動の前後を記録した日には、次のような変化がありました。
- HRV(心拍変動):53 → 41
- RHR(安静時心拍数):56 → 62
- 睡眠スコア:82 → 71
- 翌日の体感:脚のだるさ、背中や肩の張り
この日は、運動による負荷が翌日まで残っているように感じました。
今回のZUMBA翌日の体感と並べてみると、運動後に気分が前向きになることと、体の数値に負荷が表れないことは、同じではないと感じました。
HRVと安静時心拍数(RHR)を組み合わせた体調の見方は、こちらの記事で詳しく説明しています。
そのため私は、運動後の爽快感だけで回復を判断せず、翌日の体感と普段のデータを合わせて見るようにしています。
自分に合った活力を取り入れる
今回のシリーズを振り返って、休むことに加えて、その日の体調に合った活動を無理なく取り入れると、気持ちの切り替えにつながる場合もあると感じました。
ただし、心が元気に感じることと、体の疲労が回復していることは同じではありません。疲労感が強い日や体調が悪い日は、運動より休息を優先します。
寝ても疲れが抜けないときに見落としやすい「睡眠負債」については、別の記事で体感とデータから整理しています。
私は体調を見ながら、自分に合った活力を無理なく取り入れたいと考えています。
私の場合、ZUMBAは体の疲労をなくすものというより、気分を切り替え、心の元気につながる活動でした。
もちろん、活力の形は人それぞれです。趣味の時間、自然の中で過ごすこと、人との会話なども、気持ちを切り替えるきっかけになる場合があります。
これからも、活動直後の爽快感だけでなく、翌日の体感やOura Ringのデータも確認しながら、休む日と動く日を選んでいきたいと思います。
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ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
このシリーズでは、「回復」をテーマに体感とデータの両面から整理してきました。
より理解を深めたい方は、こちらの記事もおすすめです。

