これまでのシリーズでは、40代以降の疲れサインや回復について、
- 体感
- 睡眠
- HRVなどのデータ
を元に観察してきました。
その中で改めて感じたのは、回復の土台はやはり睡眠であるということです。
ただ同時に、こんな感覚もありました。
- 休んでも、なんとなくスッキリしない日がある
- 体を動かした方が調子が戻ることもある
回復は「休むだけ」で説明できるものなのだろうか。
そう思って調べていく中で出会ったのが、休養学でした。
そこで今回はまず、この「休養学」という考え方を簡単に紹介してみたいと思います。
休養学とは?
疲れたとき、私たちはまず
「休む」=「寝る」ことを思い浮かべます。
しかし、休養学では、回復の方法を大きく2つに分けて考えます。
- 休息(Rest)
- 活力(Active Rest)
つまり回復には、「休む回復」と「動く回復」の両方があるという考え方です。
この動くことで回復を促す方法は、攻めの休養とも呼ばれています。
休養=寝ることだけではない
たとえば、1日の終わりに
エネルギーが20%しか残っていないとします。
この状態でしっかり睡眠をとったとしても、
翌朝の回復は50%くらいまで。
つまり、
まだ半分は疲れが残っている状態で
次の日を始めることになるのです。
忙しい40代では、
この状態が続いている人も少なくないかもしれません。
そこで休養学では、睡眠で回復したあとに
自分に合った「活力」を取り入れることで、
回復をさらに高めることができると考えます。
回復を助ける「7つの活力」
休養学では、回復を助ける方法として、7つの活力が紹介されています。
たとえば
- 休息:質の良い睡眠、昼寝、ぼーっとする
- 運動:散歩、ストレッチ、軽い運動
- 栄養:胃腸にやさしい食事、白湯で身体を温める、断食・ファスティングをする
- 親交:家族や親しい人とハグする、ペットと触れ合う
- 娯楽:映画・音楽鑑賞、推し活、習い事、キャンプ
- 造形・想像:日曜大工・DIY、詩や俳句を詠む、好きなアイドルのことを考える
- 転換:整理整頓、服を変える、外食、日帰り温泉
などです。
こうした活動が、体や心に良い刺激を与え、回復を効率的に後押しする、とされています。
活力には「ちょうどいい刺激」が必要
ただし、活力として効果を発揮するには、刺激の条件があります。
休養学では「負荷」と表現されていますが、
ここでは
体にとっての“良い刺激” と考えると分かりやすいかもしれません。
その条件は4つあります。
1.自分が決めた刺激であること
2.仕事とは関係のない活動であること
3.挑戦によって自分の成長を感じられること
4.楽しめる余裕があること
強すぎる刺激は疲労になりますし、
弱すぎても体は反応しません。
つまり回復には、「ちょうどいい刺激」が必要ということです。
この考え方は、『攻めの休養』という本で紹介されています。
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私の場合は「運動」タイプ
活力にはいろいろなタイプがありますが、
私の場合すぐに思い浮かんだのは、運動でした。
ZUMBAなどのダンスフィットネスです。
もちろん疲れているときに無理に体を動かすのは逆効果です。
ただ、
- 体が少し重い日
- なんとなく調子が出ない日
に軽く体を動かすと、逆にスッキリすることがあるのも事実です。
これはもしかすると「攻めの休養」に近い状態なのかもしれません。
実際どうなのか
では実際に体を動かすことで回復はどう変わるのか。
次の記事では
- ZUMBAをした日の体感
- Oura Ringのデータ
- HRVや心拍数の変化
を見ながら、体の反応を観察していきます。
動くことで回復するのか。
それとも、やはり休むべきなのか。
体感とデータの両方から考えてみたいと思います。
