有酸素運動をやめた3年間でHRVはどう変わった?Oura Ring記録【40代】

Oura x 40代

週3〜4回有酸素運動をしていた頃と、有酸素運動をほとんどしなくなって3年後。

Oura Ringに残っていたHRVを比べると、数字の動き方がかなり変わっていました。

有酸素運動をしていた頃は 48〜75ms。
3年後は 48〜55ms 前後。

最初は「HRV全体が下がった」と思いました。

でもよく見ると、低い日の48msはほとんど変わっていません。

変わっていたのは、高い日にどこまで上がるかでした。

この記事では、有酸素運動を続けていた頃と、やめて3年後のHRVを比較します。

有酸素運動をやめたことが原因だったと証明する記事ではありません。

年齢や睡眠、仕事、生活リズムなども変わっているなかで、長期間Oura Ringを使っていたから見えた「自分の記録の変化」として振り返ります。

結論|HRVの下限ではなく「上に伸びる幅」が変わっていた

2つの時期を比べると、HRVの下限はどちらも48ms前後でした。

一方、上限には大きな違いがありました。

比較項目有酸素運動をしていた頃3年後
運動習慣有酸素運動週3〜4回定期的な有酸素運動ほぼなし
HRVの範囲48〜75ms48〜55ms
HRVの下限48ms48ms
HRVの上限75ms55ms
単純な変動幅27ms7ms

平均値を比較したものではなく、それぞれの時期に記録されていた範囲を見たものです。

私にとって印象的だったのは、

HRVが低い日の数字は大きく変わらないのに、高くなる日の数字が以前ほど伸びなくなっていた

ことでした。

有酸素運動を続けていた頃のHRVは48〜75ms

週3〜4回有酸素運動をしていた頃、HRVは48〜75msほどの範囲で動いていました。

毎日高かったわけではありません。

強度を上げすぎた日や、睡眠が足りなかった翌朝には、HRVが低くなることもありました。

それでも、睡眠や体調が整った日には70ms台まで上がることがありました。

低くなる日もある。

でも、その後また高くなる日もある。

当時の記録には、今よりも大きな上下の幅がありました。

運動した翌朝のHRVがどう変わっていたかは、運動した翌朝のHRVが低いのはなぜ?Ouraのデータで分かった回復のバランス【40代】で詳しく振り返っています。

有酸素運動をしなくなって3年後は48〜55ms

3年後のHRVは、48〜55ms前後で推移することが多くなりました。

以前と比べると、範囲がかなり狭くなっています。

ただ、48ms前後まで下がること自体は以前にもありました。

つまり、

「以前より低い数字ばかりになった」というより、「高く伸びる日が少なくなった」

という変化です。

48〜55msの範囲で安定しているとも言えます。

一方で、以前のように70ms台まで上がる日は見られなくなりました。

この違いが気になり、私は「HRVの平均」ではなく、数週間や数か月の中でどのくらい幅があるかにも目を向けるようになりました。

私が「回復の伸び代」と呼んでいるもの

私は、このHRVが上へ伸びる幅を、自分の中で「回復の伸び代」と呼んでいます。

これは医学用語でも、Oura Ringの正式な指標でもありません。

あくまで、過去の自分と現在の自分の違いを整理するための表現です。

以前は48ms前後の日があっても、別の日には70ms台まで上がることがありました。

現在は48ms前後から55ms前後までの範囲に収まることが多くなっています。

もちろん、

HRVは高ければ高いほど良い

という単純な数値ではありません。

私が気になったのは75msという数字そのものではなく、同じ自分の記録の中で、以前あった幅が小さくなっていたことでした。

有酸素運動をやめたことが原因とは決められない

ここは大事なところです。

3年間で変わったのは、運動習慣だけではありません。

  • 年齢が3年上がった
  • 仕事や生活リズムが変わった
  • 睡眠時間や途中覚醒も変化した
  • ストレスの種類や大きさも変わった
  • 季節や体調の違いもある

こうした条件をそろえて比較したわけではありません。

そのため、

「有酸素運動をやめたからHRVの上限が下がった」

とは言えません。

今回の記録から確認できるのは、

  • 有酸素運動をしていた頃は48〜75msだった
  • 3年後は48〜55msだった
  • 下限はほぼ同じだった
  • 上限と変動幅が小さくなった

ということだけです。

原因を決めるためではなく、長く記録を続けていたことで見つけられた違いとして見ています。

「安定している」の中身も違っていた

以前は、HRVを見るときに低い日ばかり気にしていました。

「今日は低い」

「昨日より下がった」

そんな見方です。

でも今回3年間を比べてみると、低い日の数字だけでは見えない違いがありました。

現在の48〜55msは、数字が大きく動かないという意味では安定しています。

一方、有酸素運動をしていた頃の48〜75msは上下の幅が大きく、調子が整った日には高くなることがありました。

どちらが良いかを、この記録だけで決めることはできません。

ただ、

「HRVが安定している」という一言でも、以前と今では中身が違う

ことには気づきました。

HRVは一日の数字より、過去の自分との違いを見る

HRVは人による差が大きいので、私はほかの人の数字を基準にはしていません。

見るのは、自分の過去の記録です。

一日のHRVが低かったとしても、それだけで体調や回復状態を決めることはありません。

  • 夜間の安静時心拍数(RHR)
  • 睡眠時間
  • 途中覚醒
  • 前日の運動
  • 朝の体感

なども一緒に確認しています。

HRVとRHRを組み合わせてどう見ているかは、HRVとRHRの組み合わせ方にまとめています。

有酸素運動を再開したら、もう一度比べてみたい

今回の記録だけでは、有酸素運動とHRVの関係について答えを出すことはできません。

だからこそ、もし今後また有酸素運動を継続する時期が来たら、その前後を比べてみたいと思っています。

見るのは、

  • 運動した翌朝のHRV
  • 夜間平均RHR
  • 睡眠時間と途中覚醒
  • 朝の体感
  • 数日後に普段の範囲へ戻るか
  • 数週間でHRVの範囲が変わるか

です。

一日だけの変化ではなく、数週間から数か月の記録を見る。

そうすれば、今回とはまた違う変化が見えるかもしれません。

Oura Ringを長く使っていて面白いと感じるのは、こうして過去の自分と現在の自分を比べられることです。

まとめ|3年間で変わったのはHRVの「低さ」より「幅」だった

有酸素運動を週3〜4回していた頃のHRVは48〜75ms。

3年後は48〜55ms前後でした。

下限はどちらも48ms前後で、大きく変わっていません。

変わったのは、

HRVの上限と、低い日から高い日までの幅

でした。

この違いが有酸素運動の有無によるものなのかは、私の記録だけでは分かりません。

それでも、低い日の数字だけを見ていたら、この変化には気づかなかったと思います。

HRVは一日の点数としてではなく、

自分の過去と比べたとき、どんな動き方をしているのか

を見る材料として使っています。

4年以上Oura Ringを使って感じた、数字と体感が重なるところ・重ならないところは、Oura Ringの精度は実際どう?4年使って感じた体感との一致とズレ【40代】で紹介しています。

Oura Ringそのもののメリット・デメリット、費用や長期使用の感想は、Oura Ringを4年使って分かった正直レビューにまとめています。